桜の通り抜け ~大阪造幣局~
今年は、幸い機会がありましたので、大阪造幣局の桜の通り抜けに行ってきました。
126品種、約350本の珍しい桜が植えられているそうで、桜の花のバリエーションを楽しんできました。
桜は、ソメイヨシノだけではないということが、よく分かりました。
ソメイヨシノは、挿し木が簡単にできるので、近年に一斉に広がりました。ということは。全国のソメイヨシノは、全部、クローンということになります。
それゆえ、条件が同じならば一斉に咲きますので、桜前線といった予報にも使われるわけですね。
ただ、ソメイヨシノには欠点もあって、それは寿命が短いということです。だから、ある年、一斉に桜が枯れるということも有り得るので、これからの世代交代の管理も大事になります。
造幣局の桜を見ると、桜の品種の幅広さが実感できます。ソメイヨシノ一色の桜には、危うさもあるので、造幣局のように、さまざまな桜の品種を後世に伝えて、遺伝情報を確保するという努力も大切なことだと思います。
造幣局には「奈良八重桜」という品種もありました。「奈良の都の八重桜 今日九重に匂ひぬるかな」と百人一首に歌われた、古い古い品種です。とても綺麗な花で、昔の人が見て歌を詠んだのと同じ花を観賞して、ちょっと感動でした。
このような、古い桜も、大切にしていきたいものですね。
桜の通り抜けの雑感ですが、土曜日だったせいか「人が滅茶苦茶多い」ということです。
一週間弱の一般開放で、約80万人の人出だそうです。もうラッシュアワー並みの混雑で、一方通行で、ゆっくり鑑賞していられませんでした。
写真を撮るのが目的だったのですが、桜の花の景色に人を入れないようにするのは、真上を撮る以外は至難の技でした(笑)
皆さん桜を見たいのだから仕方がありませんね。
それにしても、日本人は桜が大好きなのだなあと、改めて感じた次第です。
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